ご挨拶

院長 松谷 大輔
この度2023年7月1日よりJR新宿駅西口から徒歩3分の新宿 大ガード近くの立地に「新宿内科 糖尿病・生活習慣病クリニック」を開院することと致しました。
糖尿病・生活習慣病に限らず、一般内科診療も可能です。私は内科医になり開業直前まで複数の病院で、軽症から重症まで、一般診療から救急診療も経験して参りました。お身体の不調がある際には、いつでもご相談ください。
当院の3つのモットー

- 患者様一人ひとりのお話をよく聞き、患者様それぞれにマッチしたオーダーメイドな専門的治療をご提案すること。
- 専門的な糖尿病・生活習慣病の治療により、心筋梗塞・脳梗塞・腎不全(透析)などの重大合併症を根底から減らすこと。
- ” 最短の院内滞在時間 ”の実現 & ” オンライン診療 “も完備し、利便性にも力をいれていること。
・オンライン診療が可能(電子処方箋の発行と会計もすべてスマートフォンで可能)
(※上記の③に関して: 原則的に合併症がなく、又は合併症が安定している患者様対象となります。肝・腎機能等に異常がある場合は、採血のみで一度ご来院頂きます(滞在時間、5〜10分前後)。検査後、患者様のスケジュールにあわせた約7〜10日以内にネットよりご予約・ご来院頂き、詳細な結果をご説明致します。完全予約制ですので ” 合計の院内滞在時間は短い ”です。)
(※ オンライン診療ページについてはこちらをクリック下さい。)

私は頭ごなしに「痩せなさい、塩分を控えなさい、運動しなさい、薬を飲みなさい!」などとは言いません。「なぜ、このような治療法を選ぶのか?」という患者様の疑問になるべく医学用語を使わずに一つ一つ丁寧に説明させて頂き、患者様が納得した上で治療法をご提案致します。
食事療法は少しの工夫で好きなものも食べることができます。食事という人生の楽しみをなるべく犠牲にせずに糖尿病・生活習慣病の管理をさせて頂けたらと存じます。
薬物療法は現代医学の著しい進歩により ” 副作用の少ない心臓機能を守る薬、腎臓を守る薬、脳を守る薬、胃腸の動きをゆっくりにして食欲を落とすことで減量が可能な薬、そして危険な低血糖にほとんどならないように自動で血糖調節してくれる薬 ”が次々と出てきています。病態によりますが、以前の様な低血糖リスクのある強い飲み薬やインスリンに必ずしも頼る必要はなくなってきています。そのためには、” 膵臓機能が落ちる前の早めの受診!”。これが” 最重要事項 ”となります。(※1型糖尿病や、既に膵臓機能が著しく低下しておりインスリンが必須な方は、次々と出る高性能なインスリンへの変更などをご提案致します。)
インスリンを出す膵臓は “血糖を下げよう下げよう” とアクセルを強く踏み、インスリンを多めに分泌することで最初はなんとか血糖値が正常な値に保たれます。しかし、いずれ膵臓も限界をむかえオーバーヒートします。ですので、まだ膵臓がアクセルを軽くしか踏んでいない状態、つまり” 軽症の段階での治療 ”が” 非常に大切 ”なのです。
もし健康診断で血糖値・血圧値・脂質値・尿酸値などの異常値がでましたら、大事な臓器が壊れてしまう前にお気軽に当院にご来院ください。
また、セカンドオピニオンも可能です。” 血糖値が下がらない方、 治療を見直したい方、病態にもよりますがインスリン注射をしない治療法を希望される方 ” でも、お気軽にご来院下さい。当院は、” 膵臓からのインスリン分泌能力検査 ”を筆頭に、腎臓・肝臓データなどを総合的に ” 血液・尿検査 ” で判断し、最新治療への変更をご提案致します。
当院のモットーの③にも書いた” 最短の院内滞在時間 ”に加え、当院は” 10時〜20時まで開院 ”しております。多忙なビジネスパーソンの方は昼休みの合間やお仕事終わりに、肩の力を抜いてご来院ください。
勤務医時代の外来診療では患者様より直接「説明がわかりやすく、質問もしやすい。データも良くなった。」と特にここ数年間で患者様によく言われるようになりました。とてもやりがいのある仕事です。
皆様の健康寿命を伸ばすお手伝いをすることしかできませんが、細やかながら皆様方や大事なご家族の幸せのために頑張らさせていただきます。
院長より
院内の様子(Googleストリートビュー)
略歴
2012年3月31日 | 国立 弘前大学 医学部医学科卒業 |
2014年4月1日 | 東京慈恵会医科大学附属病院 糖尿病・代謝・内分泌内科で最先端医療を8年間経験 |
2017年4月1日 | 東京慈恵会医科大学 大学院入学 糖尿病・代謝学を専攻(4年制) |
2019年3月14日 | 東京慈恵会医科大学 糖尿病臨床研究賞を授賞 |
2021年3月31日 まで | 米国糖尿病専門雑誌の最高峰 Diabetes careに論文が採択。米国糖尿病専門雑誌Cardiovascular Diabetologyに3本採択。その他、多数の医学論文が採択。(2023年2月現在 インパクトファクター(IF) は51点に到達。 |
2021年4月1日 | 上尾中央総合病院(約700床の総合基幹病院) 糖尿病内科 勤務 |
2023年7月1日 | 新宿内科 糖尿病・生活習慣病クリニック 院長 |
実績
論文
- Matsutani D (Equal first author) et al. Seasonal Variations in the Achievement of Guideline Targets for HbA1c, Blood Pressure, and Cholesterol Among Patients With Type 2 Diabetes: A Nationwide Population-Based Study (ABC Study JDDM49). Diabetes Care 2019(アメリカ糖尿病専門雑誌の最高峰)
- Matsutani D et al. Glycemic variability in continuous glucose monitoring is inversely associated with baroreflex sensitivity in type 2 diabetes: a preliminary report. Cardiovasc Diabetol 2018;17:36
- Matsutani D et al. Effect of canagliflozin (カナグル®) on left ventricular diastolic function in patients with type 2 diabetes. Cardiovasc Diabetol 2018;17:73
- Matsutani D et al. Visit-to-visit HbA1c variability is inversely related to baroreflex sensitivity independently of HbA1c value in type 2 diabetes. Cardiovasc Diabetol 2018;17:100
- Matsutani D et al. Risk factors of visit-to-visit variability of HbA1c and blood pressure in patients with type 2 diabetes: A nationwide population-based study (ABV study, JDDM). BMJ Open Diabetes Research & Care 2020 in press.
- Matsutani D (Equal first author), Clinical implications of baroreflex sensitivity in type 2 diabetes. Int Heart J. 2019 Mar 20;60(2):241-246.
- その他、First Authorではない、共著論文3本あり。
※補足
・合計論文数:9本
・合計インパクトファクター:51点(2023年2月現在で計算)
書籍の出版
- 糖尿病専門雑誌 Calm 2019年1月号(先端医学社) 執筆
学会発表
海外での発表
2017年6月 | 第77回 米国糖尿病学会 (ADA) in 米国カルフォルニア州サンディエゴ 英語発表(ADA: American Diabetes Association) |
2018年6月 | 第78回 米国糖尿病学会 (ADA) in 米国フロリダ州オーランド 英語発表 |
2019年6月 | 第79回 米国糖尿病学会 (ADA) in 米国カリフォルニア州サンフランシスコ 英語発表 |
2020年6月 | 第80回 米国糖尿病学会 (ADA) 新型コロナウイルスでバーチャルセッション 英語発表 |
日本での講演・発表
2015年10月9日 | 第38回 日本高血圧学会総会 発表 |
2016年1月23日 | 第53回 日本糖尿病学会 関東甲信越地方会 発表 |
2016年1月29日 | アストラゼネカ社「糖尿病医と循環器医が考えるイベント予防」 講演 |
2016年5月19日 | 第59回 日本糖尿病学会 総会 発表 |
2016年10月13日 | 第5回 南埼玉 糖尿病CGMカンファレンス 講演 |
2016年9月30日 | 第39回 高血圧学会総会 発表 |
2016年12月16日 | 第20回 日本適応医学会学術集会 発表 |
2017年10月20日 | 第40回 高血圧学会総会 発表 |
2017年11月29日 | 第4回 つるやくネットワーク・生涯学習研修会「糖尿病の新しい治療戦略」 講演 |
2017年12月1日 | 第21回 日本適応医学会学術集会 発表 |
2018年2月14日 | 第5回 JKT 糖尿病 CONFERENCE 「糖尿病患者の血糖・血圧・脂質の年間変動に関する検討」 講演 |
2018年7月18日 | JKあたご糖尿病研究会 京王プラザホテル新宿「SGLT-2阻害薬(カナグル®)が心機能に及ぼす影響」 講演 |
2018年9月14日 | 第41回 高血圧学会総会 発表 |
2018年7月6日 | 田辺三菱製薬株式会社 社内講演 |
2018年5月25日 | 第61回 日本糖尿病学会 総会 発表 |
2018年5月25日 | 第61回 日本糖尿病学会 総会 糖尿病療養指導士 1名発表指導 |
2018年5月25日 | 第61回 日本糖尿病学会 総会 臨床検査技師 2名発表指導 |
2019年2月6日 | 第5回 MSD製薬 Tokyo Diabetes Cutting Edge Seminar ホテル雅叙園東京 講演 |
以降、米国糖尿病学会に集中して発表。
所属学会・資格
- 日本糖尿病学会: The Japan Diabetes Society 公認学会員
- 日本高血圧学会: The Japanese Society of Hypertension 公認学会員
- 日本内分泌学会: The Japan Endocrine Society 公認学会員
- 日本内科学会: The Japanese Society of Internal Medicine 公認学会員
- 日本糖尿病協会 登録医
- 日本内科学会 研修指導医
- 日本内科学会 内科認定医